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新古車は買ってはいけないって本当!? Twitter民の声をまとめてみた
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中古車探しをしていると、よく見かけるのが「新古車」というワードですが、その定義やメリット・デメリットをご存知でしょうか。
一部では「新古車は買ってはいけない!」なんて意見もありますが、その実態についてTwitter民の声をまとめながら詳しく解説します。
引用:https://www.zba.jp/
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目次
新古車ってどんな車のことを指すのか?

新古車という文字を見るかぎり、なんとなく「新車と中古車の中間の車?」と思ってしまいますが、実はこの言葉は一般人が使っている曖昧なものです。
新古車の優劣を解説する前に、曖昧な言葉を整理して「新古車とはどのようなもの」なのか、しっかり理解しておきましょう。
新古車と新車や中古車の違い

新古車と新車は違うものだと分かりますが、実はこれらにはしっかりとした定義があり、実は「新車」ですら間違った言葉の使い方をしがちです。
新車は「国内において初度登録あるいは初度検査が実施される以前の自動車」と定義されています。
つまりナンバーが付けられる前の車なので、厳密にいえば新車を購入した人が「これ新車なんだぜ!」と自慢している段階でもう新車ではありません。
登録された瞬間から中古車となってしまうのですが、ナンバーが付いているにも関わらず未使用、あるいは未使用に近い車が「新古車」です
正式には「登録(届出)済未使用車」
新古車という言葉が曖昧な理由は、どこまでが新古車でどこからが中古車なのか決まりがないからです。
定義はしっかりしていないながら、消費者に誤解を与える表現だということで、自動車公正取引協議会の規定で「登録(届出)済未使用車」という名称になりました。
正式名称が付けられたとはいえ、どこまでが新古車なのかの判断は販売業者に任されています。
ただ新古車として販売されている中古車を調べてみると、概ね走行距離が100km未満のものが新古車として売られているようです。
新古車が市場に出回る理由

新車に近い状態の車が「新古車」とよばれる中古車として市場に出回るのは、そもそもどのような理由なのでしょうか。
新古車が発生する理由は主に3つあり、それぞれに業界ならではの事情が絡んでいます。
ここでは新古車が市場に出回る3つの理由について、消費者側の損得も踏まえて見ていくことにしましょう。
ディーラーがノルマ達成のため購入した新車
皆さんも聞いたことがあると思いますが、毎年3月の年度末になると新車の値引額が大きくなる傾向があります。
これはディーラーがメーカーから課されたノルマを達成しようとするからで、達成したことによる報奨金(インセンティブ)で過剰値引きの穴埋めができるという計算によります。
ところが、そうまでしてもノルマに達しない場合にディーラーが取る最終手段が、ディーラー自身が車を購入し新車登録をするということです。
一時期、BMWの国内ディーラーで大量の新古車が出回るということがニュースになりましたが、どのディーラーでもありうる事例です。
こうして新車登録された車は、その瞬間に「ほとんど(まったく)使用されていない中古車」となるので、消費者にとっては一番美味しい新古車といえます。
販売店の展示車両や試乗車

ディーラーなどで展示車や試乗車として使用されていた車も、新古車として販売されることがあります。
特に試乗車は、ナンバーを付けないと公道上を走行出来ないので、初度登録は必須です。
ただ新古車として販売される試乗車は、未使用ではないため登録(届出)済未使用車には含まれません。
このような車両は、ディーラーの整備も行き届いているので、購入するのは悪い選択肢ではないでしょう。
納車できなくなってしまった新車
メーカーから販売店へ搬送中に、何らかの理由でキズが付くなどした新車は、そのまま販売できなくなります。
ただこのような状態で納車されてしまうケースもあるようで、納車時に気が付くことができなければユーザー負担の修理になってしまうので注意が必要です。
では軽度なキズで販売できなくなった新車を廃車にするかといえば、なかなかそうともいかず、新古車として店頭に並ぶことになります。
新古車を買うデメリット

中古車でありながら「ほぼ新車」という曖昧なポジションにいる新古車ですが、新古車を買うデメリットとは何が考えられるでしょうか。
そのデメリットを考えながら、それがどれほど購買意欲に影響するのかも考えてみます。
グレードやカラーが選べない
新車を買うメリットは多いのですが、その一番大きなものが「自分の好きなグレードやカラーを選べる」という、聞けば当たり前のことです。
これが新古車の場合は、どんな事情があったにせよ今ある新古車の中からしか選ぶことができません。
また生産時に組みこまなければならないメーカーオプションも、自由に付けることができなくなっています。
これらの特徴は中古車そのものなので、そこを納得できなければ新古車は選択肢から外れてしまうでしょう。
中古車なので使用感があることも

新古車の多くは、初度登録してあるものの誰も使用していない中古車ですが、試乗車などに使用された車だと思っているより使用感があります。
試乗車は、1年程度使用されたあと中古車として販売されるので、最終的な走行距離は約100kmから約3,000kmの車が多くなっています。
走行距離は短いのですが、短距離の試乗を数多く実施しているので、走行距離よりは使用感が強いと思っておいた方がよいでしょう。
売却時に安くなる可能性
新古車とはいえ中古車なので、初度登録を済ませている関係上、買った人は2人目のオーナーになります。
そのため将来的に車を売却するときに、ワンオーナーではないため査定に影響するかもしれません。
中古車販売サイトでは、「ワンオーナー」であることをセールスポイントにしているのを見かけますが、それだけ強いアドバンテージになるということです。
新古車を購入するのであれば、売却時のことも頭の片隅に置いておく必要があります。
新古車を買うメリット

新古車を買うデメリットを見ると、どれも致命的といえるような内容ではないことが分かったと思います。
では新古車を買うメリットは、デメリットを覆すほどのものなのでしょうか。
ここでは新古車を買うメリットについて考えてみて、消費者にとっての影響も考えてみます。
新車を買うより安上がり
新古車を含めて中古車は、新車を買うより安上がりに手に入れることができるのが最大のメリットです。
その中でも新古車は、走行距離や初度登録後の経過期間など、ほぼ新車といえる状態なので間違いなくコスパに優れています。
極端な例では、BMWの新古車は初度登録しただけで新車より100万円も安かったというので、そのお得感が分かるのではないでしょうか。
一般的な中古車より故障しにくい

一般的に販売されている中古車は、走行距離や年式などを見ても「故障しやすい材料」が揃っています。
しかし新古車の場合は、状態だけをみれば新車と変わらないので、新車同様の故障しづらさを期待できるでしょう。
中古車選びで難しいといわれる「状態の見定め」がほぼ必要ないことは、新古車を選択する大きなメリットです。
納車までの期間が短い
新車の場合は基本的に受注生産というスタイルなので、注文してから納車されるまであるていどの期間を要します。
最近は少し改善したとはいえ、納車まで半年待ちというモデルも珍しくありません。
しかし新古車は実車が存在しているので、新車よりはるかに短い期間で納車されます。
すぐにでも車を手に入れて使用したい方にとって、新古車の納期の短さはメリットです。
上手く新古車を手に入れるコツ

新古車を買うデメリットとメリットを確認しましたが、皆さんにとってはどちらの要素が上回ったでしょうか。
もし新古車を買うメリットが魅力的だと思ったなら、新古車を上手く手に入れるためのコツを押さえておきましょう。
それらを確認すると、新古車ならではの特徴も見えてくるので、そのポイントを説明します。
新古車が出やすい時期を狙う
新古車の中でも多く見られるのが「ディーラーによる買取車輛」で、これには決算期が関係しています。
メーカーによるインセンティブの締め切り時期は、本決算の3月や中間決算の9月であることが多く、その時期にディーラーが買い入れして初度登録をしています。
つまりその直後の4月や10月が、新古車が多く出回る時期にあたり、新古車を狙うならこの時期がベストです。
このように他にもディーラーの新古車を狙ってる人がいるので、少し早めに行動を起こした方が良いのかもしれません。
新車ディーラーから情報をゲット

ディーラーが使用している展示車両や試乗車を売却するタイミングは、とうぜんディーラーのよって異なります。
新車ディーラーからこのような情報をゲットできれば、お得に新古車を手に入れることができます。
またセールなどで多めに在庫していながら思ったほど売れなかったモデルなど、これらの情報も(新車になるかもしれませんが)車を割安に買うための重要な情報です。
普段からディーラーと親密な関係を築けていれば、損になることは一つもありません。
このように当てもないのに1ヶ月もディーラーに通うことは避けましょう。
ズバット車販売で新古車を探してみる
新古車に販売情報は、中古車市場全体からみると非常に少ない情報なので、個人で探し回るのも骨の折れる作業になります。
一般的にはネットの中古車情報から絞り込んでいく方が多いでしょうが、実はネット上に公開されている中古車情報は全体の約30%だとご存知でしたでしょうか。
非公開になっている残りの70%を含めた中古車から、あなたに合った一台を見つけてくれるサービスが「ズバット車販売」です。
選んでくれるのは中古車のプロなので、誰の目にも触れる前の新古車を紹介してくれるのは大きなメリットといえます。
ズバット車販売は中古車大手ガリバーと提携していて、毎日入荷する500台もの中古車情報から常に欲しいモデルを探してくれる点もポイントです。
引用:https://www.zba.jp/
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まとめ

調べていくうちにメリットのほうが多いと分かる新古車ですが、メリットが多いだけにコスパの良いものはすぐに売れてしまうのが難点です。
ただ「限りなく新車に近い」中古車には、デメリットでも解説したとおり割り切りも必要なので、その特徴はよく理解しておきましょう。
お目当ての新古車を探すのは大変ですが、オススメなのはズバット車販売を利用して自分好みの一台を探してもらうことです。
中古車市場でも新古車は人気があるので、人より先に見つけられるズバット車販売を上手く活用しましょう。
引用:https://www.zba.jp/
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