1392（明徳3）建立の臨済宗相国寺派大本山。本尊は釈迦如来、開基（創立者）は足利義満、開山（初代住職）は夢窓疎石である。山内に年禅宗寺院を統制管理する僧録司を置き、禅宗行政の中心的存在であったが、失火で炎上、5年後に七層の宝塔を建立したが落雷で焼失するなど衰退、再建を繰り返した。足利将軍家や伏見宮家および桂宮家ゆかりの禅寺であり、京都五山の第2位に列せられている。法堂は豊臣秀頼の寄進。天井に狩野光信筆の蟠龍図が描かれ「鳴き龍」で知られる。寺宝は、無学祖元墨蹟（国宝）をはじめ、文化財は多く、1984年（昭和59）、一山の美術品を一堂に集めた承天閣美術館ができた。京都の観光名所として有名な鹿苑寺（金閣寺）、慈照寺（銀閣寺）は、相国寺の山外塔頭である。このページでは「相国寺」から近くてお得な駐車場を紹介しています。