京都市山科区にある門跡寺院。真言宗山階派大本山。開基（創立者）は醍醐天皇、開山（初代住職）は承俊、本尊は千手観音。寺紋（宗紋）は裏八重菊。醍醐天皇が母藤原胤子の菩提を弔うために創建。皇室と藤原氏にゆかりの深い寺院である。「山階門跡」とも称する。山門へ至る参道の両側には白壁の築地塀が続き、門跡寺院の格式を表している。境内東側には手前から宸殿、書院、五大堂、本堂などが建つ。境内西側は氷室池を中心とした庭園であり、池に面して昭和初期に建立の観音堂が建つ。庭は勧修寺氷池園という池泉庭園である。中心を占める池は「氷室の池」といいカキツバタと睡蓮が有名である。平安時代には1月2日にこの池に張った氷を宮中に献上してその厚さによって五穀豊穣を占ったと言われている。このページでは「勧修寺」から近くてお得な駐車場を紹介しています。