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ホンダCB400SFの中古ってぶっちゃけどう?口コミを徹底調査してみた!
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ホンダ・CB400SF(スーパーフォア)は、2022年10月に生産を終了するまで30年以上にわたり進化を続けてきた名車です。
高い性能を持ちながら初心者でも扱いやすく、Theスタンダードといえるネイキッドバイクの定番でした。
そのホンダ・CB400SFの中古車ってぶっちゃけどうなのか?口コミを徹底調査し解説します。
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引用:https://bike.katix.co.jp/
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目次
名車ホンダCB400SFとはどんなモデルなのか
出典:Honda公式サイト
ホンダ・CB400SFがデビューしたのは1992年2月のことで、登場の背景にはネイキッドブームを作り上げたライバル車の存在がありました。
誰もが知っているCB400SF登場の背景と、どうして「買って絶対に失敗しない」といわれるほどの存在になったのか、その点から考えていくことにします。
誰もが知っている大型バイク
1989年に”あるバイク”が世に現れなければ、ホンダ・CB400SFも開発されることはなかったでしょう。
その”あるバイク”とはカワサキ・ゼファーのことで、カウルなしの懐古的なスタイルがウケて爆発的なヒットを記録していました。
ネイキッドブームの到来でしたが、ゼファーに対抗するためホンダは’91年の東京モーターショーで「プロジェクトBIG-1」を発表します。
モーターショーでCB1000SFが参考出品されたのに、翌1992年4月に発売されたのは399ccのCB400SFでした。
完全にゼファーの400ccクラスにぶつけてきたのですが、SB400SFが凄かったのは以後30年間も基本構成を変えずに生産し続けられた基本設計の優秀さです。
骨格は変わらず細かい点をブラッシュアップし続けたのがSB400SFの魅力で、CB400SF経験者が再びCB400SFへ戻る事例も多く見られます。
このCB400SFは、大型二輪免許(かつての中型免許)の教習車として多く使用されていることから、経験者の一番多い大型バイクでもあります。
CB400SFの特徴と魅力
ホンダ・CB400SFは、「プロジェクトBIG-1」のもと開発されたのですが、ホンダ公式サイトにも以下のような必要要件が掲げられています。
- 体躯はセクシー&ワイルドであること。
- 心を魅了する感動性能を有すること。
- 直列4気筒エンジンを心臓にもつこと。
- 自らの意思で、マシンを操る歓びを。
- そのカラーには特別な個性があること。
かなり高い理想を掲げて開発がスタートしたことが分かりますが、その目的は「打倒ゼファー」以外なにものでもなかったでしょう。
こうして登場したCB400SFは、妥協のない高性能と軽快かつ安定感の高いハンドリングをもった、ネイキッドのお手本のような操作性をもつマシンとなりました。
やや旧車的な乗り味ながら、街中からワインディングまで速度域を問わず楽しめるマシンで、400ccクラスなら「CB400SFを選んでおけば間違いない」という理由がわかります。
ホンダCB400SFが生産終了した理由
400ccクラスのド定番モデルだったホンダ・CB400SFは、なぜ2022年10月をもって生産を終了しなければならなかったのでしょうか。
結構前からバイク界では大騒ぎになっていますが、多くの名車が消えていくきっかけになっているのは「排ガス規制」によるものです。
ライバルだったカワサキ・ゼファーは、「平成18年排ガス規制」に対応できず2008年に生産終了がアナウンスされました。
この時には2ストエンジン車や、4ストであっても空冷エンジン車やキャブレター車はほぼ全滅しました。
ホンダ・CB400SFが生産終了になったのは、「令和2年排ガス規制」に対応できなかったためです。
エンジン点火をインジェクション化することで何とか生き残ってきた名車たちも、このタイミングで大量絶滅しました。
多くのCB400SFファンの悲しみに包まれた出来事です。
ホンダCB400SFの中古車の世代別の特徴と注意点
出典:Honda公式サイト
2022年10月をもって生産が終了したCB400SFは、当たり前のことですが中古車でしか手に入りません。
ただ、中古車といっても30年以上も販売されていたCB400SFには、世代によって大きな違いがあります。
そこでCB400SFの世代ごとの特徴と、購入するうえでの注意点を考えてみましょう。
初代CB400SF(NC31)
1992年4月に発売された初代モデル(NC31)は、ごく普通の4気筒バイクだったのですが、以下のような進化をしています。
| CB400SF(初代) | 1992年~1995年 |
| CB400SF Version R | 1995年 |
| CB400SF Version S | 1995年~1999年 |
1995年のマイナーチェンジでビキニカウル搭載のモデルのVersion Rと、そのカウルレス仕様のVersion Sへ進化しています。
この初代モデルは20年以上前のマシンになるので、状態の見極めが非常に難しいといえます。
完全な旧車なので塗装などもオリジナルと違うケース、あるいは痛んでいるケースも多いので注意が必要です。
ただ、大事に乗っているオーナーさんも多いので、全てが地雷というわけではありません。
CB400SF・HYPER VTEC(NC39)
1999年2月にCB400SF・HYPER VTEC(NC39)が発売になり、かなり大きな変更点があります。
モデル名からして一目瞭然なのですが、ホンダご自慢の二輪車用可変バルブ機構「HYPER VTEC」が採用されました。
以後CB400SFに搭載される4気筒エンジンは、すべてHYPER VTECが基本となります。
このHYPER VTECは、エンジン回転数に応じて1気筒あたりの作動バルブ数を切り換える独創的な機構で、低回転域から高回転域までパワフルなトルク特性でカバーする画期的なシステムです。
CB400SF・HYPER VTECも、2007年までの間に以下のような変化をしています。
| CB400SF HYPER VTEC | 1999年~2002年 |
| CB400SF HYPER VTEC SPECⅡ | 2002年~2003年 |
| CB400SF HYPER VTEC SPECⅢ | 2003年~2007年 |
改良のたびに細部のブラッシュアップやボディカラーの追加が行われていますが、目立つ変更点はバルブ切り替えタイミング回転数の変化です。
より積極的にバルブ切り替えを使えるような変更で、操る楽しみを満喫できるでしょう。
CB400SF・HYPER VTEC Revo(NC42)
2007年12月に発売されたCB400SF・HYPER VTEC REVO(NC42)は、「平成18年排ガス規制」に対応したモデルです。
電子制御燃料噴射装置「PGM-Fi」を装備し、HYPER VTECも改良されHYPER VTEC REVOへ進化しています。
このモデルが以下のような変遷を経ながら、2022年10月の生産終了まで続くことになりました。
| CB400SF HYPER VTEC Revo(初期型) | 2007年~2014年 |
| CB400SF HYPER VTEC Revo(中期型) | 2014年~2018年 |
| CB400SF HYPER VTEC Revo(後期型) | 2018年~2022年 |
このモデルからNC23Eエンジンに代わって新設計のNC42Eが搭載されたのは、排ガス対策のためです。
このように時代の変化を嘆く声もありますが、CB400SFは各世代ごとに特徴が違うので、一括りには考えられません。
懐かしの教習車仕様(CB400SF-K)
大型二輪免許を取った方のなかには、結構な確率でホンダ・CB400SFに跨った人が多いのではないでしょうか。
この教習車仕様も年代によって違いがあり、キャブレター時代のNC31およびNC39をベースにVTEC機構をキャンセルしたデチューンモデルです。
それでもCB400SFは眩しかったという人が多く、オールドファンの脳裏に深く刻まれています。
確かに399ccで4気筒エンジンというのは、今となっては贅沢な大型バイクなのかもしれません。
CB400SF亡き後の教習車は、NX400をベースにした「NX400L(教習車仕様)」が担うことになりました。
ホンダCB400SFの中古車ってどうなの?

名車といわれているCB400SFは今では中古車しか手に入れられないので、気になるのはCB400SFの中古車はどうなのかということです。
そんなCB400SFの中古車について、注意すべき点やオススメのポイントについて考えてみましょう。
CB400SFの中古車選びのポイント

CB400SFは、1992年のデビュー以来30年以上も生産され続けたので、経年劣化を意識することが重要です。
その点からいえば高年式のCB400SF・HYPER VTEC Revo(NC42)がオススメなのですが、中古車であっても高値なのが難点かもしれません。
ただ、一概に年式だけでは判断できないのが中古バイクの難しい点で、実車をよく見ることが基本となります。
CB400SFは幅広い層に人気があっただけに、立ちゴケなどでバイクにキズがあることも多いのが特徴です。
多少のキズならともかく、ガソリンタンクに凹みがあるケースなどは注意が必要で、年式によっては新品のガソリンタンクはすでに欠品しています。
車両状態やカスタムパーツに注目
CB400SFは売れていたモデルなので、ノーマル状態だけではなくカスタムされた個体が多いのが特徴です。
もしCB400SFを購入してからカスタムしようと思っているなら、カスタムパーツが既についているCB400SFを選ぶことで費用を浮かせることができます。
もちろん好みのカスタムパーツが取り付けられている前提なのですが、同程度の価格帯で悩んでいるなら比較の材料にするとよいでしょう。
とくに注目すべきカスタムパーツ(オプションを含む)は以下のものです。
- マフラー
- サスペンション
- ビキニカウル
- 積載パーツ
- ETC
- ドライブレコーダー
- スマホホルダー
狙った中古CB400SFにこれらのパーツが付いていたらラッキーだと思いましょう。
やはり安心なのは大手のバイクショップ
流通量が多いCB400SFですが程度の良い中古車を探すとなると、それなりの苦労が必要です。
中古のCB400SFなら相場も高値で安定してしまっているので、大手のバイクショップから探し始めるのがオススメかもしれません。
一時期より値段が下がったとはいえ、CB400SFの中古車価格は高いままで、やはり信頼性の高い(と思われている)大手バイクショップを見学するのがよいでしょう。
ホンダCB400SFで損をしないためのコツ

すでに「名車」と言われる存在になったCB400SFですが、買うなら中古車しかない状況で損をしないコツはあるのでしょうか。
ここからは、CB400SFで損をしないため考えるべきことと、そのために利用すべき手段について考えてみます。
買うときには信頼できるショップが絶対条件
ホンダCB400SFの中古車を買う面から考えてみると、やはり信頼できるショップを探すことが第一歩となります。
中小のバイクショップの多くは、販売用の中古バイクをオークションで仕入れているので、それを整備できる技量がなければ怪しいショップだといえるでしょう。
それに比べて、大手バイクショップは自社で買取ったバイクを整備して販売しているケースが多く、比較的安心して購入することができます。
ただ、一部では大手バイク販売店の悪評が見られるので、大手だからといって安心はできません。
プラグ交換もしていない中古バイクを販売していたのでしょうが、買った側からしてみたらガッカリものです。
やはりショップの看板だけで安心することなく、実車を見極める目を養いましょう。
トータルで得をするにはカチエックスを利用しよう
CB400SFの中古車を探しているとき、もし下取りに出すバイクがあったらそれを少しでも高く売ることで、CB400SFのトータル購入費を抑えられます。
中古バイクを売るのであれば、多くの買取業者に査定させるのが鉄則なのは分かっていても、鬼のような営業電話を想像したら躊躇してしまわないでしょうか。
そんな心配をしている人にオススメなのは「カチエックス」で査定依頼することで、専任担当が代行して複数の業者と買取価格の交渉を行ってくれます。
つまり、あのウザい電話対応の必要がなく面倒なやりとりも一切不要です。
カチエックスは、バイク買取大手を含む厳選された約300社の買取業者と提携しているのでより愛車の大型バイクの良い査定を引き出せるでしょう。
まとめ

ホンダCB400SFは、今となっては貴重な400ccクラスの4気筒車で、生産終了後の価格高騰もある意味で納得です。
流通台数が多いとはいえ、月日の経過とともに程度の良い中古車は少なくなっていきます。
絶版車となっているCB400SFに興味があるなら、早めに行動を起こすことがオススメです。
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引用:https://bike.katix.co.jp/
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